男子尿道炎

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■尿道炎とは・・・性感染症のひとつです。
男子尿道炎はセックスなどで病原微生物が尿道に入り引き起される性感染症です。
病原微生物としては淋菌とクラミジアが多く、これらは性器以外の口腔や直腸などにも感染します。
クラミジアは、精巣上体炎(副睾丸炎)や時に前立腺炎の原因になることもあります。
骨盤


■感染経路

セックスなどにより尿道から病原微生物(淋菌、クラミジアなど)が入り感染を引き起こします。最近では、オーラルセックスによる咽頭炎、アナルセックスによる肛門直腸炎も問題となっています。
※最近では、性行動の多様化などにより、オーラルセックス(口腔性交)が性行為における普通の行為として定着してきました。よって咽頭感染を認める割合が増加しているので注意が必要です。

体操


■症状・・・こんな症状はありませんか?

次の症状を見逃さないことが大切です。

<淋菌による尿道炎>
1.排尿時に尿道に焼けるような感じや痛みがある。
2.膿状(うみ)のような分泌物が出ることがある。
(感染から症状が出るまでの期間は3〜7日である)

<クラミジアによる尿道炎>
1.尿道に違和感がある。(痛みはない事が多い)
2.透明な分泌物が出ることがある。
(ただし、約半数の人では症状がない。感染から症状が出るまでの期間は1〜3週間である。)

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■尿道炎とは・・・性感染症のひとつです。
●検査・・・痛みは伴いません。
尿や尿道口からの分泌物の検査を行います。
●治療・・・薬で治ります。
淋菌感染症は通常、1回の注射投薬で治ります。クラミジア感染症は経口薬の服用により約1週間で治ります。
咽頭感染が認められた場合、淋菌に対しては一部の注射薬投与、クラミジアに対しては経口抗菌薬を通常より長く服用する必要があります。
大切なことはパートナーの方の治療もいっしょに行うことです。
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■日常生活の留意点
●治療中のセックスは避けてください。
●症状が軽くなったり、無くなったからといって服薬を中止したり、受診を途中でやめないでください。
●異常を感じたら男性が積極的に診察を受け、パートナーとともに治療しましょう。
●感染の予防にはコンドームを使いましょう。


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